4th公演開幕。それぞれに待ち受ける「みちのり」とは…

2023年6月1日

 2021年6月27日、IQプロジェクト研究生は福岡・DRUM Logosで「IQプロジェクト研究生 4th公演 みちのりⅡ vol.1~●●●●~」を行った。

https://www.iqprojp.com/134017.html

【出演メンバー】

宇咲妃奈乃、黒田さい、彩木美沙、桜坂美羽、高光杏奈、橘杏音、月野杏咲、華山あかり、槙宮令乃、森斗咲羽

【セットリスト】

(影アナ:森斗、橘)

M1.Dive to World

M2.君とhigh touch!!

M3.マハラジャ ジャンケン ポン

<MC1>自己紹介

M4.グラデーション

M5.dear my friends

M6.Sweet Sea

M7.go for it

<VTR>

<BudLaB theme(フル)>

M8.EVOLVE

M9.らぶるれっ!

M10.I’m OK♡

<MC>

<アンコール>

EN1.Dive to World

EN2.I’m OK♡

(終演)

【公演評】

 総勢10名でのスタートとなった新シーズン。前シーズンの「NORUKA! SORUKA!」を経験したメンバーが4名、その前の「みちのり」を経験したメンバーが桜坂美羽1名のみとなり、今シーズンはメンバーの顔ぶれも大きく変わった。

 前シーズンが昨年12月に閉幕。約半年間のインターバルを開けての新シーズン開幕となった。依然、新型コロナの感染拡大で活動が大きく制限される中、LinQ等の先輩グループの公演でオープニングアクトを務めるなど、有観客でのパフォーマンスも精力的に行ってきた。

 公演は、これまでの公演同様「IQP研究生theme」に合わせてメンバー紹介の映像からスタート。10名のメンバーがステージ上のそれぞれの立ち位置に付くと「Dive to World」のイントロに乗せて、月野杏咲の「今日ここではじまる新しい世界へ。Dive to World」という気持ちのこもった熱いシャウトが響く。勢いもそのままに「君とhigh touch!!」「マハラジャ ジャンケン ポン」と続く。

 自己紹介のMCを挟んでからも「グラデーション」「dear my friends」と引き続き全員曲で盛り上げる。そして、これまでも年少メンバーを中心に歌唱されてきた「Sweet Sea」を高光杏奈、華山あかり、橘杏音、森斗咲羽で初披露。さらに宇咲妃奈乃、槙宮令乃、森斗咲羽、月野杏咲、橘杏音、桜坂美羽、彩木美沙の7名が「go for it」で魅せる。

 続いて、プロジェクターでVTRが流され、この日までシークレットになっていた公演のサブタイトルが「~争奪・七色選抜~」であることが明らかになるとともに、10月に出演予定のアイドルフェスに向けて毎公演でBudLaBメンバー選抜を賭けた審査が行われることが発表される。

 会場内に発表に対するどよめきが広がる中、「BudLaB theme」に続きステージ上に早速この公演で選抜された7名のシルエットが映し出される。それぞれのメンバーカラーのBudLaB Tシャツを身にまとったメンバーが「EVOLVE」を熱いパフォーマンスを披露すると、今回惜しくも選抜入りを逃したメンバーが白いTシャツに着替えて合流、「らぶるれっ!」と「I’m OK♡」を明るく元気に披露し公演の本編を終えた。

 その後のMCでは、桜坂美羽が溢れ出す思いを我慢しきれずに言葉に詰まる場面もあり、4th公演はvol.1にしてメンバーの熱い思いが大いに込められた公演となった。

 アンコールでは、「Dive to World」「I’m OK♡」を再度披露し、この日は研究生オリジナルのみを10曲、セットリスト全体で12曲行い、大盛況のうちに一時間超の公演を締めくくった。

(了)

BudLaBをめぐる選抜がスタート。熱い夏が始まる。

 この日までシークレットとなっていた4th公演のサブタイトルが「ROUND.1 ~争奪・七色選抜~」であることが発表され、合わせて7月の公演日程も発表された。7月は、11日(日)、18日(日)にそれぞれ1公演、23日(金・祝)、25日(日)にそれぞれ2公演の6公演が行われる。会場はすべて福岡天神のライブハウス「buddy up!」となる。

 今後、10月に出演予定のアイドルフェスに向けて、各公演で選抜ユニットBudLaBメンバーが選ばれることになる。選考基準として「歌」「ダンス」「輝き」が挙げられており、研究生プロジェクトチームによって選考の上メンバー決定がなされる。

 チケット発売などの詳細は、今後追って公式サイトやSNSなどで発表されるとのことだ。

https://www.iqprojp.com/134591.html

みちのりの意志を繋ぐ。桜坂美羽の思い。

 冒頭でも触れた通り、4th公演では研究生メンバーの顔ぶれが大きく変貌しており、まさしく代替わりしたと言ってもいいだろう。その中でも、2018年11月の「2nd公演~みちのり~vol.14」でデビューした桜坂美羽は、前回の「みちのり公演」を知る唯一のメンバーとなる。

 それだけに、今回の公演に掛ける思いも人一倍であり、先輩メンバーとして後輩たちを引っ張る役割も求められる中で、それらの思いが溢れ出したMC中の涙であっただろうことは想像に難くないだろう。

 MCや挨拶だけではなく、曲の中でも煽りや重要なパートを担うことも増えており、4th公演ではさらに輝きを放つ桜坂美羽の舞いに注目だ。

g.o.a.t記事

Posted by hayato21